スライド作りの流れ
1. 下準備
- 目的を決める
- 相手が何を新しく知るか(何が既知か)&プレゼン後どうしてほしいかを決める
- 情報収集する
2. 調査詳細(具体的な内容、別ファイル推奨、同じローカルに保存しておくのが推奨)
- [調査結果ファイル]
3. スライドの流れの型
- 現状(背景、現状の分析)⇒ 課題 ⇒ アクション(解決策、具体的な実行策)
- 背景 ⇒ 結論 ⇒ 理由1 ⇒ 理由2 ⇒ 理由3・・・
- 製品の特徴 ⇒ 製品の利点 ⇒ 顧客にとってのメリット ⇒ その証拠
4. スライド作成
- メッセージを決める(MECEの意識は不要)
- メッセージを伝えるためのストーリー構成を考える(このmdを埋める)
- ページ構成を考える(何ページか、ここでは何を言いたいのか、テキストベース)
- パワポベースでタイトルと、このスライドで伝えたいことを箇条書きで書く(テンプレがあるので、それを使用すること)
- 紙で各ページの内容の構成をおおよそ書く
- グレーでスライドを作る
- 色をつけてスライドを作る
5. 考え方
- 分析内容ではなく結果の解釈を(ポジションをとる)
- 相手が既知か、直観的に納得する内容かで4象限にわける
- 出典は大事、スライドの信用に関わる
- 目次スライドは度々登場させて現在地を分かりやすくする
- みる人の視線の流れを意識する
6. スライド作成のテクニック
6.1. 文字編
- 強調したい文字:20, 普通の文字16, 補足12
- 行間、文字間は1.2くらい
- 重要度ごとの文字の大きさは1.5倍ずつがいい
- 和文フォントにはメイリオ、英語の文章には欧文フォント(segoe UI)
- メッセージは2行以内、体言止め、言い切り
- 縦棒や縦長四角形をタイトルなどの強調に使う、下線を使った強調はあんまり強調されない
- 主語、述語を対応させる(1文1義)、ダメなら2行に分ける
- 避けたい言葉「明確化する、徹底する、極力、フォローする、速やかに、努力する、なるべく、調整する」
- 数字は大きく、単位は小さく
6.2. グラフやチャート
- 強調は線を濃くするかフェードをかける
- 円グラフは1つの値(25.50.75%)に着目したいときのみ用いる
- 矢印は始点、終点を明確にしてその直線上にあるもので勘違いさせない
- 縦軸、横軸を明確にする
- 目盛りはどれくらい必要か決める
- 流れを説明する場合横は大まかな流れ、縦は細かい内容を説明しやすい
6.3. ページ構成について
- 人間の視線は左上から右下へ(右上、左下は注意が多少薄い)のでその順番に重要情報を配置
- 写真やグラフ → 文字の順に見やすい
- 箇条書きを多用しない、特にストーリー説明に箇条書きは厳禁
- 配置を決める四つの基本条件を意識
- 位置を揃える
- グルーピング(この画像グループはこっち)
- 余白を作る、見た目がすっきり
- 関係性を明確に、縦配置は順序関係、横配置は並列・比較
- 図形や文字はとにかく揃える、ctrl + shiftで並行にずらしながら複製できる
- 見出しは原則一つ
- 枠線のエッジは太くしない、なくてもいいくらい
- 注釈には、長方形の吹き出しを使うこと
- ユーザーの声は角丸吹き出しを使うこと
- フローチャートを使って、流れをビジュアル化、フローチャートの強調したい部分のみアクセントカラーで示すとか
- グラフを使うときには、吹き出しなどで、結局何が言いたいのかを見える化
6.4. 色使いについて
- 基本となる色を決める
- ベースカラー:背景白、文字黒
- メインカラー:見出し、ボックス、強調したい箇所で使う、青みがかったコーポレートカラー [30,152,185] 1E98B9
- アクセントカラー:特に注目を集めたいときに使う色、赤みがかった色 現在位置を示すのにも重要(フローチャート、目次、円グラフ、表、注目位置など) [252,233,159] FCE99F
- スライド資料は少しくすませるのもあり、文字をグレーにして、背景も少しグレーに(場合による)